Appleは、iPhone6のカメラ性能の高さをアピールする「iPhoneで撮影」キャンペーンを実施していましたが、プロ向けの高価な機材のかわりに、ニュース用映像を「iPhoneで撮影」するテレビ局が出てきました。
スイスのニュース局、撮影をすべてiPhone6に切り替え
スイスのニュース専門チャンネル、レマン・ブルー局は、今年の夏からニュース素材用の撮影はすべてiPhone6に切り替えました。
レポーターは片手には今までどおりマイクを持ち、空いたもう一方の手に「自撮り」用「セルフィー・スティック」にiPhone6をセットして、ディスプレイに映る自分の姿を確認しながら撮影しています。
映像の品質はプロ向けカメラに全く見劣りしない
撮影機材をiPhoneに入れ替えた目的はコストダウンとのことで、従来の高価なプロ向けカメラと比べて格段に安く入手でき、カメラマンの人件費も不要になることから、レポーターの撮影用にiPhone6を導入したとのことです。
レマン・ブルー局のディレクター、ローレント・ケラー氏は「この取り組みは身軽さと機動力の追及であると同時に、ニュース撮影のコスト削減のためでもあります」と語っており、iPhoneで撮影したニュース素材は従来のカメラで撮影したものと比べても全く見劣りしない、とのことです。
iPhone6s Plusでは4K動画に光学手ぶれ補正が対応、さらに高品質な撮影が可能に
Appleが「iPhoneで撮影」キャンペーンで訴求していたように、iPhone6/6Plusのカメラ性能はプロのカメラマンも認める高いレベルに達しており、CM撮影にも使われていました。
iPhone6s Plusでは4K動画撮影に光学式手ぶれ補正が対応し、より高品質な撮影が可能となっています。
Source:Cult of Mac
(hato)